エステ経験者だから陥りがちな「落とし穴」
先日、フェイシャルエステ歴10年以上の
ベテランのエステサロンオーナー様に
講習をさせいただきました。
そのときに感じたこと。
それは
「経験者だからこそ経験をもとに考えるのは危険だな」
ってこと。
どういうことかと言うと・・・
経験や知識、技術があるかたこそ
「こういうものだよね」という
慣れが出てきてしまいやすい。
例えば・・・
前のサロンでこうやっていたから
ずっとこうやってきたから
以前そうやって習ったから
みたいな思考で
エステトリートメントの流れを決めたり
技術や接客をおこなっていく。
そうすると、実は、いろんなズレや
「もったいない状況」が
出てくる可能性があります。
なぜ、そうやるのか。
を明確に説明できないということは
理論がないということ。
それは、実は危険なんです。
例えば・・・
前のサロンでは泡洗顔だったから
開業した後も泡洗顔している。
でも、洗顔はクレンジングの性質との相性がある。
その洗顔の成分は?PHは?クレンジングとの相性は?
それによっては
「同じ泡洗顔をしている」
と、本人は思っていても
実は違う意味になっていて
全然違う結果が生まれたりすることもある。
「前のサロンでは毛穴の吸引をかけるときは
オイルをつけて行なってたから今もそうしてる」
なぜオイルなの?
もっと効果的な方法あるよ?
ってなる。笑
あなたは自分の行う全てに
「理由」を説明できますか?
何をしているか、
本当の意味でわかっていますか?
説明できないってことは
「間違いにも気がつけない状態」です。
ベテラン、経験者だからこそ
人にも確認してもらうことや
学びば直しは必要です。