今日は、私たちのスクール卒業生の中でも特に印象深い、
群馬県在住のSさんの開業ストーリーをお話しします。
Sさんは二人のお子様を育てる専業主婦でした。
エステティシャンになりたいという夢を抱いていましたが
「子育て中だから無理」「地方だから難しい」と諦めかけていたそうです。
そんなSさんがSUHADAエステスクールの門を叩いたのは、
下のお子さんが産まれて間もない、確か産後3ヶ月くらいの時。
「今しかない」という強い決意を胸に、
群馬から東京まで通学を決意されたのです。
育児経験はあっても、エステの技術は全くの未経験。
座学中は途中で授乳で抜けたり、実技中も搾乳したり。
実技の日は群馬-東京間の通いな上、お迎えの時間もあるので
時間調整したり、預け先を確保したり。
お子様が体調不良で入院された時期もありました。
でも、彼女から「できない」「大変」という言葉は一度も出ませんでした。
座学は録画で自宅学習も進め、実技も集中スクーリングで
効率よく学んでいただきました。
お子様の体調不良で急遽欠席になった時も、
自習や振替授業で確実にカリキュラムを消化していきました。
Sさんの学習に対する姿勢は本当に真摯でした。
伝えたことは、全部ものにする、という姿勢を感じました。
卒業から数ヶ月後、ついにSさんのサロンがオープンしました。
開業当初は集客に苦労することもあったようですが
Sさんの真心のこもった施術と人柄で口コミで徐々にお客様が増えていったようです。
現在、Sさんのサロンは新たにお子様を授かり
サロンは新規を止めているそうですが彼女ならきっと
子育てしながらサロンもしっかりやっていけると思ってます。
自分でサロンを運営していればお子様の学校行事に
合わせて予約を調整したり柔軟に対応できる働き方ができます。
「子育て中だから」「地方だから」「未経験だから」
できない理由を探せば、たくさんあったはずのSさん。
でも、それ以上に「やる」って気持ちの方がずっとずっと強かった。
Sさんのように、やるって気持ちと。適切な学習環境があれば
どんな状況でも理想のキャリアを築くことができるんですね。