お客様のお肌を健康に、そして綺麗にするためのフェイシャルエステ。
私たちエステティシャンは、お客様の「美しくなりたい」という想いを叶える素晴らしい仕事をしています。
でも、お肌に直接触れて、深くアプローチする仕事だからこそ・・・
一歩間違えれば、お客様の大切なお肌にトラブルを与えてしまう危険とも隣り合わせですよね。
そんな悲しい経験をして、自信をなくしてほしくありません。
トラブルを未然に防ぐためには、私たちプロが正しい技術と知識を身につけ、常に心地よい緊張感をもってサービスにあたる必要があります。
原因①:熱の加えすぎ(スチーマー・ホットタオルなど)
敏感肌のお客様へのエステで特に大切なのは、「その方が“何に対して”敏感なのか」を把握することです。
私の経験上、おそらく一番多いのが「熱」の刺激で赤くなってしまうケースです。
フェイシャルエステでは、毛穴の掃除や血行を促進するなどの目的で「熱」を加える場面があります。しかし、良かれと思って行っている温かいケアが、お客様によっては刺激になっているかもしれません。
ここに注意!「熱」のチェックポイント
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スチーマーの距離は近すぎませんか?強さや使用時間は適切ですか?
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ホットタオルの温度は熱すぎませんか?頻度や時間は長すぎませんか?
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温熱効果のある化粧品やパックを使用していませんか?
プロが実践する具体的な対策
もし、熱による赤みが出てしまった場合、特にお客様が「火照り感」を感じているなら、まずは冷たいタオルで優しく冷やして鎮静させましょう。事前のカウンセリングも重要です。
と聞いてみてください。これが絶対の判断基準ではありませんが、熱に弱いタイプかどうかの大きなヒントになります。
一般的に、皮膚が薄い方や色白の方は、熱の刺激に弱い傾向があるので、特に注意深く観察してあげてくださいね。
原因②:摩擦の強さと回数(技術不足による刺激)
ドキッとするかもしれませんが、正直にお伝えしますね。
新人エステティシャンが出してしまう肌トラブルの原因、第一位がこの「摩擦」です。
お客様のお肌を大切に思うあまり、つい力が入ってしまったり、手順をこなすことに一生懸命になりすぎたりしていませんか?
ここに注意!「摩擦」のチェックポイント
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タオルやスポンジでの拭き取り時、ゴシゴシ擦っていませんか?
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クレンジングやマッサージの時、手のひらや指に力が入りすぎていませんか?
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使用する化粧剤(クレンジングやマッサージクリーム)の量が少なすぎませんか?
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必要以上に何度も同じ場所を触っていませんか?
プロが実践する具体的な対策
赤みを引き起こす主な原因は、「触り方が強すぎる」「化粧剤が少ない」「触る回数が多い」の3つです。
まずは、基本中の基本である「肌に優しく触る感覚(タッチ)」をしっかりと身につけましょう。基本技術の不足は、一番のトラブル原因になってしまいます。
また、「この方は摩擦に弱いな」と分かっているお客様の場合は、以下のような配慮が必要です。
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拭き取りアイテムを、より肌あたりの優しいものに変更する。
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拭き取りの回数や工程を減らせる化粧剤(拭き取り不要タイプなど)を選ぶ。
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摩擦が少ない種類のマッサージ手技を選んだり、施術時間を短めに調整する。
お客様のお肌状態に合わせて、「引き算のケア」をしていく勇気も大切ですよ。
原因③:成分(化粧品との相性や量)
お肌の赤みを出してしまう原因の3つ目は、使用する化粧品の「成分」です。
どんなに良い化粧品でも、万人の肌に合うわけではありません。
ここに注意!「成分」のチェックポイント
プロが実践する具体的な対策
施術で扱う化粧品の数が多ければ多いほど、「お客様の肌に合わない成分が含まれている可能性」は高くなります。
特にお肌が敏感な方や、初めてご来店される方の場合は、慎重すぎるくらいの対応がちょうど良いのです。
これらを常に心がけ、お客様のお肌の声に耳を傾けていきましょう。
まとめ:プロとしての誇りと責任を持って
今回は、エステで起こりうる肌トラブル、特に「赤み」の3大原因についてお伝えしました。
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熱の加えすぎ
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摩擦の強さと回数
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成分(相性や量)
これらは、確かな知識と技術、そしてお客様への細やかな心配りがあれば防げるものがほとんどです。
お客様の大切なお肌をお預かりするプロとして、常に学び、技術を磨き続けていきましょうね。
もし、技術に不安がある方は、基礎からしっかり学び直すことも自信につながりますよ。
あなたのエステが、お客様にとって最高の癒しと美の時間になりますように応援しています!
基礎からプロの技術と知識を学ぶ。