【エステティシャン・セラピストさんへ】
技術者で「効果や気持ちよさ」違う理由
お客様にたまに聞かれるこの質問。
気持ちよさに関しては多少相性もありますが・・・
結果については相性ではありません。
エステ技術やマッサージ技術は
スクールによっては
「手順を教えて終わり」のところもあります。
でも・・・・
教わって終わり、手順を覚えて
終わりではなく実は技術は
手順を覚えてからがスタート。
手順を覚えたら大事なのが
①密着、リズム、強弱、連続性
そこができるようになったら
②筋肉を捉える感覚を養う。
気持ち良いエステ、リラックスなら
①の密着やリズムなどができれば
とりあえずプロとして合格です。
でも・・・
小顔、リフトアップで「結果を出す」なら
筋肉を的確に捉えないとできません。
②の技術や知識が必須になっていきます。
同じ手技でも気持ちよさが違うのは
①ができてるかどうかが大きく
「技術者によって違う」のは
②の部分がポイントです。
新人さん、初心者や経験が浅い
エステティシャンやセラピストさんは
たくさんいろんな手技を習うよりも
ひとつのものをしっかり
できるようになった方が
成長は早いです。
何かすごい手技を習ったら
お客様が喜んでくれるのでは?
もっとたくさんのマッサージができたら
結果が出るのでは、という気持ちも
すごくわかりますが
基礎が身についていなければ
応用を学んでも使いこなせません。
基礎ができなければ手技増やしても
意味がありませんからね。
基礎が身についてなく
力づくのマッサージしちゃうと
腱鞘炎や腰痛になったりなにより
疲れて1日に何人ものお客様を
迎えることができません。
パーソナルトレーナーのような感じで
エステやマッサージも
しっかりと最初の習い始めで
身体の使い方や姿勢など
教えてもらい身につけておくのが大事です。
そして、密着など①ができるようになれば
とりあえずはお客様に
「気持ち良い」と思ってもらえる
技術者になれるはずです。
肩こりの「改善」
小顔やリフトアップなど
結果だしはさらにその次のステップです。
新人さんはまずは最初は
「不快にさせない」「気持ち良い」
ができるとことを目指しましょう。
しっかりと技術を身について
たくさんの方を綺麗に、健康に
導いてってくださいね。
エステは本当に、人に喜んで
もらえる素敵なお仕事なんです。
でも反面、間違えれば
お客様の肌荒れや身体の痛みを
引き起こすこともありますし
自分自身も怪我のリスクもあります。
だからこそ・・・
エステティシャンやセラピストが
しっかりと学んでお客様に貢献できるだけの
技術と知識を身についけていきましょう。
そして自分も健康で何歳でも元気に施術できる
身体づくりや姿勢を身につけていってください。
SUHADAのエステスクールは
少人数制のため
生徒さんの身体の使い方や
姿勢、手の形や癖などもみながら
細かく指導していきます。
ただ手順を覚えてできた気分には
絶対にさせません。笑
もちろん筋肉の場所や働きなど
「結果出し」のところまでスクールでは
やっていきますよ。
執筆者
永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは11年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。