『エステなんて意味ない』と言っていたお客様が、半年後に変わった理由

初回カウンセリングでそう言い放ったのは、
60代の女性会社員のAさんでした。
疲れ切った表情で、明らかに面倒くさそうな態度。
という視線が痛いほど伝わってきました。
たまに、そんな懐疑的なお客様もサロンにはいらっしゃいます。
でも、もしかしたらそういうお客様は
過去にエステで嫌な想いをしたり
期待外れでがっかりした経験があるからかもしれない。
それでも、何かしら「もしかしたら」「次こそは」って気持ちも
少しはあるからサロンにいらしたのかもしれない。
私はそんなふうに感じました。
まず私がしたのは、Aさんの話を徹底的に聞くこと。
仕事のストレス、睡眠不足、食生活の乱れ、
そして何より感じたのが「自分に投資することへの罪悪感」。
「忙しくて自分のことは後回し。鏡を見るのも嫌になる」
そんな彼女に、私は技術的な説明よりも大事なものがあるなと思いました。
施術中も無理に会話はせず、ただ丁寧に、
心を込めて彼女の肌と向き合いました。
エステ後のリアクションはイマイチなのに(笑)
2回目、3回目と予約をしてくださり、回を重ねるごとに
Aさんの表情は少しずつ柔らかくなっていきました。
そんな小さな変化を口にしてくださるようになり・・・
一緒に喜び、彼女のペースに合わせてアドバイスをしました。
そして4ヶ月目のある日、Aさんが
と恥ずかしそうに話してくれました。
その時の彼女の笑顔は、初回とは別人のように輝いていました。
肌の変化はもちろん、姿勢や表情、話し方まで変わっていたのです。
その瞬間、私は改めて気づいたのです。
エステの本当の価値は、単に肌をきれいにすることではない。
お客様が「自分を大切にする時間」や、きっかけを提供して
「自信」と「輝き」を取り戻すお手伝いをすることなのだと。
価値をプラスするんじゃなくて
その人の持ってる「綺麗」を引き出すこと。
気がついてもらうこと。
私たちはプロのエステティシャン、
セラピストだから技術も知識も、確かに大切です。
でも、それ以上に大切なのは
お客様の心に寄り添い、内面からの美しさを引き出すこと。
20年近くで2万人の肌を見てきて確信しています。
私たちは技術者である前に
お客様の人生に寄り添うパートナーなのです。
外見の変化は、内面の変化の表れに過ぎません。
私たちの仕事は、お客様が本来持っている
美しさと自信を呼び覚ますことなのです。
もしあなたも、エステの価値に迷いを感じているなら
ぜひこの想いを共有したいと思います。
私たちのスクールでは、技術だけでなく、
この「お客様の人生に寄り添う心」を大切に指導しています。
エステやサロンでしかできないこと。
セラピストにしかできないことを一緒に目指しませんか。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。