「マッサージって疲れませんか?」40代エステティシャンが教える、疲れない身体の使い方
「マッサージって疲れませんか?」エステティシャンが本音で答えます
これは、お客様やスクールの生徒さん、または問い合わせいただく方によく聞かれる質問です。
今日は、この疑問に本音でお答えしたいと思います。
お客様からよく言われること
SUHADAのフェイシャルエステでは、デコルテから首肩、背中(肩甲骨あたりまで)をしっかりとマッサージしていきます。
なぜなら、背中・デコルテは小顔ケアやたるみケアの「要」だから。
肌の表面だけをサワサワと撫でるのではなく、筋肉にしっかりアプローチする本格的な施術。だからこそ、お客様に「気持ちよかった」「スッキリした」と言っていただけるのです。
生徒さんあるある「え、思ったより重労働じゃない?」
SUHADAのフェイシャルエステスクールの技術クラス初日。
実際にエステやマッサージの練習を始めた生徒さんは、大体こう言います。
そう、エステって一般的にはおとなしめで優雅なイメージがありますよね。
白い制服を着て、アロマの香りに包まれて、お客様にそっと触れる...。
でも実際は、結構身体を使います。
最初は「うわ...思ってたのと違う...!」ってなる方が多いんです。
「疲れません?」の質問に、私は即答で「疲れません」
1日に何人ものお客様に施術をして、スクールで生徒さんに指導もして。外部のお仕事では40代にして、100分オールハンドコースを5人・・・なんてことも未だにあります。
それでも、身体的な疲労で困ったことはありません。
初心者が疲れる理由、ベテランが疲れない理由がある
もちろん、始めたばかりの頃は疲れます。
身体の使い方がわからないうちは、手の力だけでマッサージしようとしてしまうんです。
- 手首が痛い
- 腰が痛い
- 肩がパンパン
- 一人施術しただけでヘトヘト・・・
当時は今よりも若くて体力もあったはずなのに、お客様一人に施術するたびに疲れて、ボディが続くと愚痴をこぼし、手首や腰をしょっちゅう痛めていました。
ベテランが疲れない理由
でも、正しい身体の使い方を身につけると、劇的に変わります。
手の力で押すのではなく、自分の体重を利用してマッサージする。
これができるようになると、力を入れなくても深い圧をかけられるし、何より疲れません。
もし私が体重圧を使わずに手押しだけでマッサージをしたら、今でもちゃんと疲れます(笑)。
でも、正しい姿勢を保ち、体重をうまく使えば、むしろ「楽」なんです。
たまにお客様や生徒さんに
と言われますが、全然そんなことはありません。
身体をうまく使って、楽をしているだけなんです。
40代でも、50代でも、エステティシャンは続けられる
40代になりましたが、今のところは仕事において身体の故障も体力も特に感じていません。
それは、姿勢をしっかりと保ち、体重をうまく使っているから。
20代の頃、体力・手の力任せでやっていた時の方が、よっぽど疲れていました。
もちろんある程度の体力も必要だし、あったにこしたことはありません。
むしろ、人生経験を重ねた年齢だからこそ、お客様に寄り添える良さがあります。
私の密かな目標は、死ぬまで現役のエステティシャンでいること。
40代は本を書いたり、講師の仕事に力を入れたいので施術の頻度は減らすかもしれませんが、この仕事を一生続けていきたいと思っています。
SUHADAスクールで伝えていること
SUHADAのエステスクールでは、技術だけでなく「身体の使い方」も丁寧に教えています。
マンツーマン指導だからこそ、一人ひとりの姿勢や力の入れ方を細かくチェックできます。
- どこに体重をかけるのか
- どの角度で圧をかけるのか
- どう姿勢を保つのか
これらを最初からしっかり学べば、身体を痛めることなく、長くエステティシャンとして活躍できます。
そんな不安を持っている方にこそ、知ってほしい。
体力ではなく、技術です。
実は一番疲れるのは...
ちなみに。
私が仕事の中で一番疲れることは、お客様へのマッサージではありません。
パソコンに向かって、ずっと座っている方が、身体の負担が大きくよっぽど疲れます。
身体を動かして、お客様の肌に触れて、変化を感じて、喜んでいただく。
この時間は、疲れるどころか、むしろエネルギーをもらえる時間なんです。
生徒さんの成長をみれる講師の仕事も楽しいですしね。
もちろん、施術は責任を伴いますしお肌や身体のことを考えながら施術するので、頭は使います。
お客様の肌の反応を見たり、感じたり。一定の緊張感はあります。
でも、それは「疲れる」というよりも「集中する」という感覚。
これからエステティシャンを目指すあなたへ
もしあなたが今、
そんな不安を抱えているなら、伝えたいことがあります。
正しい身体の使い方を学べば、疲れずに、長く続けられる仕事。
そして、お客様の笑顔と「ありがとう」の言葉が、あなたにエネルギーを与えてくれる仕事。
年齢や体力を理由に、夢を諦めないでください。
40代、50代から始めたって、遅くない。
むしろ、人生経験を重ねたあなただからこそ、お客様に寄り添える素晴らしいエステティシャンになれるはずです。
SUHADAスクールでは、身体の使い方から丁寧に指導します
SUHADAスクールでは、フェイシャル技術はもちろん、「疲れない身体の使い方」も一緒に学べます。
マンツーマン指導だからこそ、あなたの姿勢、力の入れ方、体重のかけ方を、細かくチェック。
無理なく、長く続けられる技術を身につけられます。
最後に
そして何より、お客様の笑顔が、自分自身のエネルギーになる仕事。
もしあなたが、エステティシャンという仕事に少しでも興味があるなら。
年齢や体力を理由に諦めず、一歩を踏み出してみませんか?
SUHADAスクールで、一緒に学びましょう。
あなたの「不安」を「自信」に変えるお手伝いをさせてください。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。