「いただく金額以上の価値を感じていただける自信がない」
先日、私のサロン&スクール「SUHADA」に、とても特別な受講生さまがお越しくださいました。
アメリカのニューメキシコ州で、ご自身のフェイシャルエステサロンを経営されている現役のオーナー様です。
最初にお問い合わせをいただいたとき、私の本音は「正直、お断りしよう」でした。
なぜなら、私は英語がほとんど話せないからです。
遠いアメリカから時間とお金をかけて日本に来てくださるのに、言葉が通じないことでレッスンの密度が下がり、お支払いいただく金額以上の価値を感じてもらえなかったら……。
指導者として、その責任を果たせない可能性がある以上、安易にお引き受けするわけにはいかないと思ったのです。
「それでも学びたい」という熱意に背中を押されて

しかし、彼女は「それでも構わない、どうしても学びたい」と仰ってくださいました。
そこまで求めてくださるのなら、私自身も挑戦してみよう。
言葉のハンデを言い訳にせず、今の私にできる限りの誠意と技術をすべてお渡ししようと覚悟を決めました。
当日、お会いした彼女はとてもキュートな笑顔が印象的な素敵な女性でした。
レッスン中は翻訳機を間に置きながら、お互いに粘り強く、一つひとつの言葉と技術の意味をすり合わせていきました。
彼女の「少しでも深く理解したい」という真摯な姿勢に、私自身も胸を打たれ、気づけば言葉の壁など忘れるほど熱の入った時間になっていました。
伝えたかったのは、日本らしい技術と「心構え」
彼女からのリクエストにお応えして、日本の美容事情や、日本らしい繊細なフェイシャル技術をお伝えしました。
「なぜこの順番で触れるのか」「なぜこの圧なのか」「マッサージのリラクゼーション効果と脳やホルモンの働き」など、翻訳機を通して丁寧にお伝えすると、彼女は深く頷きながら、何度も自分の手で感覚を確かめていらっしゃいました。
普段出会うことのないアメリカの現役エステティシャンと交流できたことは、私にとっても非常に有意義で、大きな学びとなりました。何より、日本の美容や細やかな手技に深い興味を持っていただけたことが本当に嬉しかったです。
誰に対しても「いただいた以上の価値」をお渡ししたい

レッスンが終わった後は、日本の滞在を楽しんでほしくて、美味しいお刺身が食べられる居酒屋へご案内しました。美味しいねと笑い合いながら、言葉を超えて心が通い合ったあの時間は、私にとってかけがえのない宝物です。
今回の経験を通して、改めて心に誓ったことがあります。
未経験の方でも、不器用だと悩んでいる方でも、私は絶対に途中で投げ出したりしません。
あなたが「できるようになるまで」、誠心誠意、一番近くで伴走することをお約束します。
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