私がエステティシャンになった理由
プロフィールにも書いてますが・・・
私は幼少期から小児アトピーで肌にコンプレックスがありました。
掻きむしった肌は炎症で赤く、
時には血が出ていたし
角質がポロポロと落ちて「カス」が
汚く目立つため中学の時は
紺色のブレザーが本当に嫌でした。
また、中学に上がるあたりから
ニキビができ始めて
真っ赤な炎症ニキビが顔中にできて・・・
自分の顔が大嫌い。
鏡もみたくないし
大嫌いな自分の顔を人に見られるのが嫌で・・・
本当は、学校もいきたくない
人に誰にも会いたくない
家から出たくない
それほど思いつめた時期もありました。
うまくいかないことを全て自分の
「見た目の悪さ」のせいにしてた
時期もありました。
そんな私がエステに出会ったのは
社会人一年目。
相変わらず自分の見た目が大嫌いな頃でした。
仕事で疲れ切ってたまたま行ったエステサロン。
ニキビの赤みが少し引いて
自分の本来の肌がほんの少し見えました。
そして何よりも・・・
「ものすごく大事に扱ってくれた」
という経験が私にとっては大きかった。
私はずっと、「こんなブスな自分はダメ」とばかりに
自分を大事に扱っていませんでした。
たまたま出会ったエステティシャンに、
「大事に大事に扱われた経験」は
「自分は本当は、価値のある人間なんだ」ってことを
思い起こすきっかけになりました。
気づけば私は中学生の頃から
あらゆる化粧品を試していたし
皮膚科に行ったり
肌や美容のことが書かれた
本や雑誌を読みあさっていました。
「自分も美容の仕事をしてみたい」
「化粧品も、病院も薬も私のニキビやアトピーを治してくれなかった。
なぜ良くならないのか、自分で勉強して
一度くらい綺麗な肌になってみたい!」
そう思うようになり、25歳のときに
エステティシャンに転職しました。
最初は美容への興味と知識欲
そして、自分が綺麗になりたいという想いから。
そして実際エステを仕事にして
どんどんのめり込んで・・・
大好きな仕事になっていったのは
お客様からの「ありがとう」の声や
綺麗になるごとに明るさや笑顔を取り戻していく
お客様の存在でした。
自分が綺麗になりたくて。
自分の知識欲から始めたエステティシャンの仕事。
でも、継続してこれたのは
お客様の存在のおかげです。
お客様をもっと綺麗にしたい、
もっと笑顔にしたいから・・・
知識欲もモチベーションが落ちることなく
ずっと学び続け、現場で活かし続けることができています。