ドテラの評判/精油って何?危険なの?
この記事を読むにあたり
大前提として以下の3点ご留意下さい。
・筆者はドテラ会員ではなく
ドテラの製品に詳しいわけではありません。
またドテラやそれに携わる人を
批判する意図はありません。
・筆者はアロマテラピーの国際的な資格を
取得しておりアロマセラピストとして
一般的なアロマ全般の知識は持っています。
・この記事はあくまで個人の見解です。
そもそも「アロマ」「精油」とは?
エッセンシャルオイル(精油)は、
植物から抽出された天然由来オイル(原液)を指します。
一方アロマオイルは精油を
キャリアオイル(ベースオイル)で希釈したり
場合によってはそこにエタノールや香料などを
添加している製品を指します。
「精油」はいわば濃厚な植物エキスで
原液のため作用が強く刺激性も高い傾向にあり
基本的には原液のまま皮膚に
塗布することは推奨されていません。
精油は原液では皮膚に塗布しない
飲んだり粘膜につけるのもNG
希釈する際も濃度や他の精油同士の相性
小さいお子様やペット、病気や薬などによって
使用NGなものがあるなど
取り扱いには知識と注意が必要になります。
ドテラは一般「アロマ」「精油」と何が違う?
ドテラの会員さんからよく
「品質がいいから飲める」
「品質がいいから直接塗布可能」
といった声が上がるのですが
「正統派なアロマテラピー」を
学んだ身からすると
どうしても理解ができないのです。
品質がよかろうと
天然100%だろうと
抽出方法や技術が素晴らしかろうと
「精油」である以上様々な
化学物質を含んでおり
皮膚や粘膜に対して刺激性が
あることは変わりまりません。
過剰摂取や長期摂取すれば肝臓などに
負担がかかる可能性もあります。
種類によっては当然毒性もあります。
ドテラが危険視・問題視される理由
間違った認識や間違った使用方法は
いただけませんが製品が
悪いわけではないようです。
ただ、ネットワークビジネスという
販売方法をとっていることや
一部勉強不足な方、間違った使用方法が
広まってしまうなどの
側面はあるのかもしれません。
素晴らしい製品なのなら
その分、安全で正しい使用方法が
しっかりと広まるといいですね。
【おまけ】
せっかくなのでアロマ豆知識をひとつ^^
最近韓国でトコジラミ(南京虫)が
大流行してますよね。
韓国だけではなく世界中で大流行中のよう。
観光客が増えている今、日本でも
水面下で増えていると言われています。
流行の背景には地球温暖化や
殺虫剤依存や耐性などがあるようです。
殺虫剤は身体に悪そうだしという方に・・
お勧めなのが精油。
精油の中には虫が嫌う成分も少なくなく
自然な形での防虫効果が
期待できるものもあります。
オレガノの精油は
トコジラミ忌避率は合成防虫剤同等
だという事件結果もあるようです。
アロマ環境協会の熊谷様が
リネンスプレーのレシピを
公開してます。
こちら
戦時中、南方に行った祖父は
トコジラミで散々な目にあった・・・
と聞いたので暑い国のもの、という
イメージでしたが
温暖化の影響もあるようです。
大人として、環境のことも
考えていかないといけませんね。
サロンSUHADAではSDGsな取り組みも
少しづつ始めています。
詳しくはこちら
執筆者
永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは11年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。