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エステやマッサージに行った時に
強さの確認をされたことがある方は多いと思います。
マニュアルのように
何度も確認してくる
サロンさんもありますよね。
で、たまにあるのんですが
「もっと強く」っていうと痛い。
「少し弱めで」っていうと・・・
え?なでてます?
ってくらい弱くなりすぎちゃって
ちょうど心地よい!
をしてくれない!
というケース。
これにはちゃんと原因があります。
セラピスト、エステティシャンが
体重をうまく使えていないと
起こりがちなんです。
体重をうまく使えていない状態で
強い圧で施術(マッサージ)を行うと・・・
施術者が手押しになりがち。
指、手、腕の力で押す状態。
これは深く広くではなく
浅く狭く力が伝わるので
お客様は痛みを感じやすい。
左右の力の差も感じやすく
多くの施術者は
利き手が強くなります。
「強いから弱めで」って
お客様が言うと
今度は手や腕の力で微妙な調整を
するのは難しいので力を抜いた結果
弱くなりすぎる。
本来、体重をうまくかける、
体重圧で調整すると
力の微調整がしやすいので
お客様の好みを強さができまし
深く、広い感じで力が
伝わるので気持ちいいんです。
↑生徒さん左が指導前、右が指導後
またもう一息ですが、だいぶ身体使えています。
左が肩も凝るし、腰痛めやすいし、
腕の力でやるので疲れます。
立ってても座ってても基本の体の使い方は同じです。
見た目も右のほうが綺麗ですよね^^
体重を使えれば施術者自身も
手や腕、腰に余計な負担を
かけずに済むので施術者も疲れにくい。
故障や怪我も避けられますし
何人も施術が可能です。
手押しでマッサージやると
本当に疲れますから
何人も施術できません。
お客様にとっても
施術者にとっても
体重をうまく使えるかどうか
はとっても大事です。
スポーツの場合は動きの中で、
いろんな体の使い方で体重乗せてくので
マッサージよりも数段難しいですね(笑)
以前、ボディ講師した際に
「柔道経験者」「エステ初心者」の方が
ものすごく体の使い方が上手で驚きましたが
きっと通じるものがあるのでしょうね。
もちろん・・・
「私運動なんて全然できない」
って方もご安心を。
筋力つけろとか鍛えて!とか
そういうことではなく
「体をうまく使う」ができればいいだけなので
これは誰でも練習次第でできます。
マッサージは、相手に攻撃されたり
邪魔されませんしマッチョになる
必要もありません(笑)
自転車と同じで一度コツを掴めれば
年齢を重ねてもずっとできますから
しっかりと体重を乗せる感覚を掴んでいきましょう!