売上ノルマや罪悪感で疲れたあなたへ。お客様に感謝され、正当に評価される「幸せなセラピスト」になる方法

「なぜ、私の頑張りは報われないの?」――かつての私と、今のあなたへ。
「お客様の笑顔が見たい」――その純粋な思いを胸に、
セラピストやエステティシャンという道を選んだ、真面目で、優しいあなたへ。
毎日、長時間立ち続け、自分の身体を酷使しながら
お客様一人ひとりに心を尽くす。
それなのに、ふと気づくと、心身は疲れ果て、
お給料は思うように増えず、売上という数字だけで
自分の価値を測られてはいないだろうか。
そんな罪悪感を抱えながら、会社の決めたマニュアルと
自分の良心との間で、心がすり減ってはいないでしょうか。
「私の技術は、本当に誰かの役に立っているのだろうか?」
時間に追われる流れ作業の中で、かつて抱いたはずの仕事への誇りや、
お客様への情熱が見えなくなり、無力感に苛まれてはいないでしょうか。
そして、お客様からいただいた「ありがとう」という
温かい言葉を胸に、明日も頑張ろうと思う一方で
「でも、この働き方をあと何年も続けられるのだろうか…」という、
漠然とした、しかし確かな不安に、心を曇らせてはいないでしょうか。
もし、あなたが今、そんな風に感じているのなら。
どうか、自分を責めないでください。
あなたの頑張りが足りないわけでも、あなたに才能がないわけでもありません。
かつての私も、全く同じ場所に立っていました。
お客様からの初めての指名をいただいたとき、泣くほど感動して嬉しくて。
「この仕事に人生を賭けよう!」と決意したはずなのに、現実は過酷でした。
売上ノルマに追われ、自分の本心に嘘をつき、心身ともに疲弊していく。
そんな日々がありました。
お客様を想う気持ちと、会社の利益との間で引き裂かれ、
自分がなりたかったはずの理想の姿から、どんどんかけ離れていく――。
その苦しみは、「自分は社会不適合者なのかもしれない」という、
深い絶望感にまで私を追い詰めました。
でも、今ならはっきりとわかります。
その苦しみは、あなたが不適合なのではなく、あなたの
「本物でありたい」という誠実な魂が、偽りの構造に対して
「NO!」と叫んでいる、健全なサインなのだと。
お客様を大切にできないビジネスモデル。
スタッフの努力や健康を軽視する労働環境。
数字だけで人を評価する価値観。
残念ながらそういう会社や労働環境はまだまだ多いです。
あなたが感じている違和感や苦しみは、決して間違っていません。
それは、あなたが心からお客様を想い、この仕事に誇りを持ちたいと願う、
素晴らしいセラピストであることの何よりの証なのです。
絶望の淵にいた私が、どうやってそこから抜け出したのか。
それは、「自分には何もない」という現実を受け入れた上で、
「お客様に選ばれるための、本質的な力とは何か?」を、
徹底的に追求し始めたからでした。
圧倒的な才能を持つ「カリスマ」にはなれないかもしれない。
でも、誰よりも深く皮膚理論を学び、「肌のプロ」になることはできる。
誰よりもお客様の心に寄り添い、悩みの根本原因を探る
「肌の専門家になる!」「カウンセリング力を磨く」ことはできる。
そして、自分の経験や学びを、自分の言葉で誠実に発信し
「あなただからお願いしたい」と言ってくれる人との「信頼関係」を築くことはできる。
技術だけが、武器なのではありません。
あなたの誠実さも、あなたの探求心も、あなたがこれまで
経験してきた悔しさや悲しみさえも、全てがお客様の心を動かし
あなたを唯一無二の存在にするための、かけがえのない「武器」となり得るのです。
もしあなたが今、暗闇の中にいると感じているのなら、どうか思い出してください。
あなたの中には、お客様を幸せにしたいという純粋な気持ちは
きっとまだ消えずに灯っているはずです。
その気持ちがある限り、道は必ず拓けます。
この仕事をやりがいをもって楽しむことも、お客様に貢献することも
絶対にできると思うのです。
薄利多売の消耗戦から抜け出し、お客様に心から感謝されながら、
自分自身も豊かで誇りある人生を築いていく道は、存在するはずです。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。