エステ学校時代は落ちこぼれ。それでも私が本を書いてエステ講師をしてるワケ。

この記事は永松個人的な思ってることコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
先日、0数年前に通ってたエステカレッジの
プチランチ会に参加してきました。
20代でエステカレッジに通ってた頃…
今でも覚えてるのが一学期の一番最初の試験。
実技も、筆記も、口頭も、見事に試験に全部落ちて…
追試さえも落第点だったこと。
当時の自分は決して
手を抜いたり適当にやってたわけではなく
自分なりに頑張ってたのに、その結果で本当にショックで
もともとなかった自信をさらに失いました。
勉強の仕方が分からなかった。
何が分かってないか、分からなかった。
不器用で、技術は何もかもができなかった。
そもそも手順さえ覚えらなかった。
「これは人の2倍、3倍やらないと、やっていけない」
と、覚悟を決めて・・・
バイトも辞めて貯金を切り崩し親に交通費や生活費をたかり
(当時20代後半でエステ学ぶために仕事辞めて無職。感謝しかない)
在学中は居残りでエステ練習をして
家に直帰せずに図書館やカフェで勉強して帰る日々。
でも頑張ってる感覚はあまりなくて、
技術を覚えたり、知識を知ることは楽しかった。
勉強の習慣がついたこと。
エステの基礎を叩き込まれたこと。
数年ぶりでも、会えば懐かしい話ができたり、
エステ業界で、あるいは他の世界で、それぞれの場所で
頑張ってる友人がいるってこと。
たった一年だったけど…
全力で学んで頑張ったこの一年は
私の人生で大きな時間だった。
という言葉に・・・・
なんだか不思議な気持ちになった。
私が卒業生とは知らず、選んでくれることが多いみたいで。
落第点だった私が?
私の本が?生徒さんの勉強の役に立ってる?
本を書いて…
それを学びの材料にしてる人がいてくれてる。
それってすごいこと。
今思えば・・・・
学ぶことができた環境や、学ばせれくれた人に感謝の気持ちが湧いてきた。
応援してくれた家族
根気強く教えてくれた先生
一緒に学んだ仲間の存在。
震災の中で試験が受けられるよう
手を尽くしてくださった学校やエステ協会も。
そして、卒業後に出会った職場の
優しい先輩や怖い怖い先輩(笑)
そして、私のエステを受けてくださったお客様…
お客様がいなければエステティシャンや
セラピストは育たないし成長できない。
経験できない。
学ばせていただいた。
経験させていただいた。
人にたくさんのチャンスをもらってきた。
「落第点でもやればできる」
「落第点の奴でも、本を書いて人の役に立てるようになる」
「落第点でも、エステ講師になることもできる」
これから学ぶ人にとって、そんな良い刺激になれたら嬉しい。
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。