不器用だった私の「魔法の手」の育て方|エステ講師・永松麻美

この記事は「エステティシャンとして大事にしてること」に関してのコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
時々、お客様やエステを教える生徒さんから
そんな風に言っていただけることがあります。
専門学校時代は技術の覚えが悪くて
めちゃくちゃ不器用、落第点はとるわで、
先生に心配されるほどでした。
でも、やるしかないと思い・・・
必死で勉強して、練習をして
技術を磨き続けて今の私がいます。
そんな私が技術だけじゃない
大切なことに気づかせてくれたのは
これまで出会ってきた
たくさんのお客様たちでした。
そして、その原点は、もっと昔の
子供の頃の体験にあるのかもしれません。
父方の祖母の家でお手伝いをした時のことです。
そら豆のさやむきをしていたら、祖母が
と言ってくれたんです。
次の日には
とまで言ってくれて。
子供心に「うそだあー」なんて思いつつも・・・
自分のしたことで人が喜んでくれたことが
すごく嬉しかったのを覚えています。
エステの仕事を始めてからも、
そんな「誰かの喜び」に触れる瞬間がたくさんありました。
脱毛サロンに勤めていた時は
って言っていただけたり。
エステに来てくださったお客様が
って、すごく嬉しそうに報告してくれたり。
その言葉を聞いた時、技術で肌を変えることと同じくらい、
人の心に寄り添うことの大切さを感じました。
キレイになることだけでなく・・・・
毎日、家族や仕事のために頑張っている人が
ほんの少しでも自分のためだけの時間を取り戻し、
ホッとできる場所を提供できたらいいなと感じています。
お客様一人ひとりとの出会いが、私を育ててくれて、
成長させてもらっています。
技術者としても、一人の人間としても。
エステは、人の肌に触れる仕事です。
でも、それは同時に、その人の心に
触れることでもあるんだと思います。
だから、ただ「マッサージが上手い」とか
技術的なことだけじゃなくて・・・
温かくて、信頼できる、
そんな存在でありたいと思っています。
子供の頃に祖母が言ってくれた
「魔法の手」には、まだ及ばないかもしれないけど
お客様の笑顔や、ふとした言葉の中に、
この仕事の本当の喜びが詰まっているなと感じています。
今日も、そんなかけがえのない瞬間に感謝しながら、
お客様と向き合っています。
↓特典付き!スクールが気になる、という方はまずは↓
↓未経験からプロになる!フェイシャルエステを学ぶ↓
↓経験者向けの単発レッスン・講座↓
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。