先日、少しお休みをいただいて、私の第二の故郷である沖縄へ行ってきました。 今回は夫と、東京の大切な友人と一緒に。 現地では、学生時代からの旧友たちとも合流し、昔からの友と今の友と一緒に食事…そんな幸せな時間を過ごしてきました。
実は私、青春時代の一時期を、沖縄アクターズスクールの姉妹校がある環境で過ごしていたんです。
といっても、私はダンスも歌も未経験。 ステージの真ん中でキラキラと輝く友人たちを、「すごいなぁ」と憧れと少しの劣等感と共に眺めているような、そんな学生でした。
でも、今回の旅で友人と語り合う中で、気づいたことがあります。 あの時、キラキラした彼女たちの背中を見ながら、私自身も一生モノの「財産」を受け取っていたんだな、ということ。
今日は、私がエステティシャンとして、そして講師として大切にしている「プロフェッショナルの原点」についてお話しさせてください。
涙を拭いて、3秒で笑顔になる
当時の沖縄アクターズスクールに通う友人たちは、本当にストイックでした。 先生に怒られて泣いていても、彼氏にフラれて落ち込んでいても、寝起きでも、ご飯をかきこんでいる最中でも。 「おい、歌見せ(急な来客へのパフォーマンス)だ!」と声がかかれば、瞬時に空気が変わります。
数秒前まで泣きじゃくっていた子でも、パッと涙を拭いて、ステージに立った瞬間には「最高のエンターテイナー」の顔になっている。 怪我をしていても、体調が悪くても、言い訳は一切なし。
誰一人、「やりたくない」「緊張する」「失敗したらどうしよう」なんて顔はしてない。たとえそれが、はじめて人前で踊る曲であっても。
その「スイッチの切り替え力」を、10代の頃の私は毎日間近で見てきました。
これって、エステティシャンも同じなんですよね。 私たちも人間ですから、プライベートで悲しいことや、体調が優れない日もあります。 でも、サロンのドアを開けてお客様をお迎えした瞬間、私たちは「美のプロ」にならなければいけません。
私が今、どんな時でもお客様の前で笑顔でいられるのは、あの時みんなが見せてくれた「プロのスイッチ」が、私の中にも育っていたからだと思っています。
「できない」という選択肢はない
もう一つ、強烈に覚えている教えがあります。 それは、「できない」と言わないこと。
やったことがない課題でも、会長や先生が「やれ」と言えば、答えは「はい」しかありません。 「私にはできません」「やったことないから不安です」なんて言葉は、そこには存在しませんでした。
とにかく「できるように全力でやる」。それだけ。
「できるかな?」と迷う前に、「やるしかない」と腹を括る。 そんな環境が当たり前でした。
怖がりで凡人な私だからこそ、伝えられること
正直に言うと、私は今でも人前に立つのが苦手です。 メディアの仕事も、セミナーで話す時も、新しい講座を始める時も。 「私にできるかな…」と、人一倍不安を感じるし、怖くて足がすくむこともあります。
私は決して、強い人間だったわけではありません。 夢に向かって走る友人たちと、何者でもない自分を比べて、卑下していた時期もありました。
でも、あの環境のおかげで、私の中には「スイッチ」があります。
怖くても、不安でも、「やるしかないスイッチ」を入れて「えいっ!」と飛び込めば、案外なんとかなる。
やったことがないことへの挑戦が、大人になった今でも「当たり前のこと」として染み付いているのです。
40代からの挑戦も「遅すぎる」はない
私のエステスクールには、「私にもできるでしょうか?」「覚えられるか不安です」と相談に来られる方がたくさんいます。
その気持ちは、痛いほど分かります。新しいことを始めるのは、誰だって怖いです。 でも、大丈夫。
でも、私自身、特別キモが座ってるとか、才能を持ってたわけじゃありません。
もし今、あなたが不安で立ち止まっているなら、私があなたの「やる気スイッチ」を一緒に探します。 かつて仲間たちが私に見せてくれたように、今度は私が、あなたの背中を押させてください。
あの時の仲間たちへのリスペクトと感謝を込めて。 沖縄の海風にパワーをもらったので、また全力で生徒さんと向き合います!