エステ初心者さんにありがちなNGあるある
フェイシャルエステを習いたてで
技術がまだまだ自分のものになっていない。
そんな方がやりがちなNG集をご紹介します。
まだ習って日が経っていない。
まだ技術や知識に自信がない。
そんな方は、読みながらドキッとしたら
練習してみてくださいね。
新人スタッフさんがいる方は
NGやってないかぜひチェックを^^
フェイシャルエステ初心者NGあるある《接客編》
①緊張が顔に出る
まだ接客の経験が少ないと、どうしても
お客様を目の前にすると緊張しますよね。
緊張自体は生理現象なので仕方ありません。
だけど、忘れないで欲しいのは
特に新規のお客様の場合は・・・
あなたよりも、お客様の方が緊張しています。
だって、あなただって初めての場所、初めての人に
スッピン見られてエステされるって緊張しませんか?
自分の緊張ではなくて、お客様の緊張を
ゆるめることに集中しましょう。
緊張していても
「緊張してないフリができる」「技術はしっかりできる」
と自信がつくくらい普段から練習することが大事です。
②名乗るのを忘れる
ありがちなのが、自分の名前を名乗らずに
カウンセリングなど初めてしまうパターン。
お客様の名前の確認なども大事ですが、
自分もしっかりと名乗りましょう。
お客様も、「サロンのお姉さん」よりも
「あなた」という認識をしたほうが
過ごしやすいと感じるかもしれません。
③「へりくだり」すぎちゃう
自信のなさから会話の中に
「私まだ経験少なくて」「まだ始めたばっかりなんです」
「まだわからないこと多くて」「まだまだなんで」
という雰囲気や言葉がにじみ出ていませんか?
謙虚さは大事ですが、お客様の前に立つ以上は
お金をいただくプロです。
普段の練習や勉強では謙虚な気持で。
お客様に接するときはプロとしての自信を持って。
あなたがもし、盲腸の手術をするとして・・・
堂々とした先生と
「私、手術初めてなんです」って
おどおどした先生と・・・
どっちにやってもらいたいですか?
だけど、堂々とした立派な先生にだって
最初の手術はあったんです。
お客様が安心してリラックスして過ごしてもらうために
何が必要かを考えて少しづつ近づいていきましょう。
フェイシャルエステ初心者NGあるある《技術編》
①ターバンでもたもた
エステ経験者や、エステを受けるのが好きで
様々受けている人なら、このターバンの状態でもう!
うまいか下手かある程度感じられます。
トリートメントの始まりでもたつかれると
先が思いやられますよね。
ターバンはスッと上手に巻けるように練習しましょう。
ちなみにたまにあるのが、ロングヘアの人の髪を
ベッドと自分の身体で踏んで引っ張ってしまう状態。
これは、やられた方は痛いし、不快だし
絶対にやらないように気をつけましょう。
②ポイントメイク落としや洗顔の泡が目や鼻の穴に入る件
これも遭遇するとなかなか残念な気持ちになります。
ウェットコットンの水分量が多すぎたたり
泡洗顔など泡系の洗浄料などが目元、鼻、口に
入ってしまわないように十分注意しましょう。
目はしみるし、恐怖心も感じるし
鼻はむず痒いし、拭き取りもお客様側もだいぶ気まずいですよ!
③拭き取りの強さ問題
新人エステティシャンに多いのが「拭き取り」技術の未熟さ。
お客様への肌負担を減らし、最適な結果を得るためには
拭き取りは地味だけど実は重要な技術です。
肌には触れる、でも圧は強くかけない、絶妙さが問われます。
強すぎても、赤みやヒリヒリの原因など肌負担になるし
弱すぎてサワサワしても気持ち悪いし
ちゃんと拭き取れてなければNGです。
触れる、密着もする、しかし圧は最小限。
それが拭き取り技術の極意です。
SUHADAフェイシャルスクールでは少人数制なので
1人1人の技術をしっかりみていきます。
相モデルで強さを確認しながら
しっかりとスポンジ、タオルでの拭き取り技術も
磨いていきます^^
フェイシャルエステ初心者NGあるある《カウンセリング編》
①カウンセリングが尋問になる
カウンセリング経験が浅いと
カウンセリングシートの順番通りの
質問形式で聞く形になりがちです。
「赤みが出たことはありますか?」
「日焼けで赤くなりますか?」
「普段お化粧品は何使われてますか?」etc....
・・・・・
これだとなんだか必要なことだけ聞いていく
事務的な感じになりますし
場合によっては尋問に感じられてしまいます。
要点をしっかりと絞って重要な部分を聞く。
お客様の言葉にリアクションをする。
などなるべく会話形式で
カウンセリングしていきましょう。
②お客様ではなくカウンセリングシートと会話しちゃう
お客様の顔を見ずに・・・
カウンセリングシートに顔を落として
メモするのに夢中になっていませんか?
メモも大事ですが、あとからわかるように
ざっとメモして綺麗に書き込むのは今じゃなくてOKです。
あなたが接客しているのは
カウンセリングシートではなく
目の前のお客様!
言葉は全部暗記するくらいの勢いで
お客様の方に視線と意識を向けましょう。
③お客様に聞きすぎちゃう
お客様に必要なことを聞くのはもちろん重要です。
でも・・・
お客様はなぜ、肌悩みが出たのかわからない
どうやったら綺麗になるのかわからない
から、サロンにきていることも多いです。
もしあなたがお腹が痛くて病院に行って先生に
「盲腸ですか?胃炎ですか?」って
聞かれても・・・
「いや、先生がそれ検査して教えてくれない!?こっちが聞きたいわ」
って思いませんか?
「乾燥肌ですか?」
「なんでこんなに乾燥してるんですか?」
カウンセリングは奥が深いですが
「質問の質」は常に振り返るようにしましょう。
フェイシャルエステ初心者さんあるある、いかがでしたか?
SUHADAフェイシャルスクールの生徒さんも
最初のうちは上記の状態からスタートしますが
メキメキと上手くなっていきます。
少人数制でしっかりと見ていきますので
未経験の方でも安心して学べる環境をご用意します。
スクールに興味がある方はぜひ
お気軽にお問い合わせください。
執筆者
永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは11年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。