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先日、他サロンさんへの講習に行った際に
質問を受けたので記事にまとめました。
ホットタオルはその名前の通り
タオルを温めたものです。
基本的には
・タオルを水で濡らし軽く絞る
・ホットキャビやタオルウォーマーという
タオル温める専用の機器で温めます。
機器にもよりますが30-1時間で
熱々タオルの出来上がりです。
ホットタオルは基本的には
「拭き取り時」に使用します。
フェイシャルエステだと
クレンジングなどの洗浄剤や
ピーリング剤、マッサージオイルや
パックの拭き取り時などに使用します。
しっかりと拭き取りができるという点と
温かく気持ちいい!
リラクゼーション効果が得られるのも利点です。
ボディの場合もフェイシャルエステ同様
パック拭き取りやオイルやジェルなど
マッサージ剤の拭き取り時に使用します。
ホットタオルの上から
アルミやシートで包んでホットパックとして
温熱セラピーとして使用することも可能です。
キャビ・タオルウォーマーの注意事項
安全にサロン運営を行う上で
衛生管理なども重要なお仕事のひとつです。
まず大前提としてホットキャビ
(タオルウォーマー)は
説明書などを読んで
注意事項をしっかりと守りましょう。
基本としては使用後に
タオル注意事項
タオルの管理については
なんとなく前のサロンで習ったから
という理由でそのまま
という方も多い思います。
ですが惰性で使うのではなく
衛生面に留意する必要があります。
①使い終わったタオルは洗濯する
②タオル使用前はオスバンなどで消毒しすすぐ
③タオルを水で濡らし絞る
④キャビに入れる
→①に戻る
というのが通常の
サロンワークです。
お客様に使わなかったタオルも
濡らしてキャビに入れたなら
必ず洗濯しましょう。
お客様にホットタオルを使用する際に
気を付けることはまずは温度です。
いきなりホットタオルを
お客様にお乗せするのではなく
①自分の手の内側で温度を確認
②お客様の顎先に軽く当て温度を確認
しましょう。
フェイシャルの場合の注意点
温度以外にも拭き取り残しがないか、
拭き取りの圧は強すぎないかなど
テクニック面の注意が必要です。
特にエステ初心者の新人さんは、
生え際、鼻のキワ、
フェイスラインや顎部分などの
拭き取り残しが多くみられます。
また、圧が強くなりすぎて
頬が赤くなるなどの
トラブルにも気をつける必要があります。
それ以外にもエステ全体を通して
拭き取り回数が多いと摩擦刺激が重なり
お客様のお肌の負担が
多くなることがあります。
全体のバランスを考えて
拭き取りの技術とともに
回数などへの配慮もしていきましょう。
ボディの場合の注意点
デコルテの拭き取りや
背中、足の拭き取り時は
ホットタオルをお身体から離した後、
お肌の水分が残ることなどから
一気に冷えて寒さを感じやすくなります。
ボディトリートメントなどで
お身体の広い範囲が露出していれば
なおさら寒さを感じます。
ホットタオルを離したらすぐに乾いた
タオルをお身体にかけて
水分を抑えましょう。
室温の調整なども気にかけてくださいね。
基本のタオルの畳み方と
ホットタオルの作り方を動画にしてます。
必要な方はご覧ください。
※フェイシャルエステスクールSUHADAでは
技術・知識だけなく衛生知識など
未経験の方にもわかりやすく
サロンワークもしっかりお伝えします。