「たった一人に届けたい」が叶った日

この記事は、著書「キレイかどうかは自分で決める」ついてのコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
先日、見慣れないメールアドレスから連絡が来ました。
一瞬、ああ、営業か何かのメールかなと思って開くと・・・
先日出版した『キレイかどうかは自分で決める』を
読んでくれた読者様からのメールでした。
そこには・・・
この本と出会えたことへの
感謝の気持ちが書かれていました。
個人情報や詳細は割愛しますが
本を読んで、キレイになるノウハウではなく
「私たちはすでに十分素晴らしい」という
愛のメッセージが込められる、と感じたこと。
読者様のコミュニティで本を紹介してくださったこと。
読者様は日本在住の外国の方で
自国の方への配信で紹介してくれたこと。
ご自身の10代の頃、自分を可愛くないと感じてたこと。
好きだった人に見た目を酷評され傷ついた経験。
その後、過酷なダイエットをしたこと。
痩せたことで、周りから評価され告白されることも増えたけれど
「自分は美しくなければならない」「認められなければならない」
とプレッシャーを感じ続けていて・・・
でも、その後、様々な経験を通して
「私たちは、もともと素晴らしい存在だった」と思えたこと。
本を読む中で、過去の自分に、自分の顔や身体を嫌ってしまってごめんね。
嫌って、頑張らなくても、もうすでに、自分はすごく素敵な存在なんだよ。
と語りかけたこと。
この本のメッセージを、もっとたくさんの
人に伝えたいと思ってくれたこと・・・。
とても長く、そして想いのこもったメッセージに
思わず私は目頭が熱くなりました。
正直な話・・・(というか情けない話ですが)
私みたいな無名の著者が本を書いても
夢の印税生活!とか、大儲け!ができるわけではありません。
でも、じゃあなんで私が本を書くか、書きたいかって
自分が悩んできたことや苦しんできたことを
同じように悩んでる人のヒントになったらいいな
少しでも希望になったらいいなと思って書いています。
ブログでも、コラムでもいい。
でも本でしか届かないこともあるから。
私自身が、人生の苦しかった頃に
たくさんの本に励まされ希望をもらったから。
だからやっぱり、本が好きだし、本で届けたいという気持ちがある。
とくに今回の本は、何回も他の出版社さんに
「こういうテーマは売れない」と断られて
他者の編集者さんにも厳しいことを言われた経緯があったから
批判も覚悟で書いた本です。
それでも信じてくれる編集者さんに出会えて
「やりましょう」と言ってくれた出版社さん
力を貸してくれるイラストレーターさん、デザイナーさんがいて
出来上がったとても想いがこもった本です。
「誰か一人の心に深く届けばいい」
そう思って取り組んだから
こうして熱いメッセージが来たことで
過去に本づくりを断られたことも、批判的な意見をもらった経験も
本にすることを諦めかけたり、うまく書けなくて苦しんだ時間も・・・
全てが報われるメールになりました。
もちろん、まだまだこの本がたくさんの人に
読んでもらえるように広げていきたいですが・・・
とにかく、この本をつくって良かったと
心から思えるメッセージでした。
自分を愛するとか、認めるって簡単ではないけど
この読者様の言葉を借りれば
私たちの人生における最も大切な理解者、味方は自分自身なのだから
容姿だけに囚われるんではなく、自分を否定するのでもなく、
受け入れいれて、磨いていくこと。
そんなメッセージを美容を通して、本を通して
広げていきたいと改めて感じています。
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。