「もう2度とエステは嫌」憧れの先輩の言葉が私を講師にした

この記事は、講師をはじめた理由についてのコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
エステ講師を始めた理由の真ん中には
大好きだった先輩の存在があります。
未経験ではいったエステサロンは
今の時代では考えられないくらい
ブラック企業でした。
タイムカードを切る前から掃除をして
タイムカードを切ってから片付けて、練習をする。
休憩はつぶれることも多くて
長い日は12時間以上の労働時間でした。
そんなきつい職場での私の心の支えは
いつもお客様に笑顔で接客をして
お客様への対応が素晴らしく丁寧で楽しそうに働く先輩。
後輩のわたしにも、すごく優しかった。
そんなすごく大好きな先輩が暗い顔をするように。
体調を崩して、退職することになったのです。
辞める時に・・・
と言い残していきました。
でも・・・
誰よりも向いていたのを私は知っていた。
誰よりも優しくて、お客様に丁寧で・・・
体調を崩すまでは心から接客を楽しんでいた。
誰よりお客様を大好きだった。
少なくとも、私にはそう見えた。
向いてないのはエステ(手段)じゃない。
あの、環境(会社)だけだよ。
何もできない自分が悔しくて。
あんなに素敵な人が、2度とやりたくないと
去っていく姿が悔しくて・・・。
あんなに笑顔が素敵だった先輩が
暗い顔をして「2度と嫌だ」なんて吐き捨てるように
言う姿が悲しくて・・・。
私がそこから学んだこと
気づかせてもらったこと
環境で諦めたり、不幸になる人を減らしたい。
エステって、本当に素晴らしい仕事なんだよ!
あの先輩みたいに、笑顔を
なくしてく人を減らしたい。
楽しく働く人を増やしたい。
エステの仕事で幸せになる人を増やしたい。
だから私は講師やスクール事業を始めました。
お客様も、働く人も、笑顔で幸せになっていってほしいから。
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。