突然の連絡「ゴッドハンドとして取材させてください」
ある日、某有名動画クリエイターから連絡がありました。
「永松さんをゴッドハンドとして紹介させてほしい」
「ぜひ取材させてください」
最初は素直に嬉しかったんです。
自分の存在が認められたのかなって。
その人は、私も知ってる動画を
見てる有名クリエイターでした。
でも、話を聞いているうちに「あれ?」と思うことが。
…え?取材したいって言ったのはそっちでしょ?
「ターゲット」という言葉に感じた違和感
そして、極めつけがこの一言でした。
正直、その瞬間・・・・
ターゲット?
私はあんたの餌じゃないわい。
「あなたのような技術を持った人の役に立ちたくて」とか
「美容業界で頑張る人を応援したくて」
って言われてたら、全然印象が違ったと思うんです。
でも「ターゲット」って…。
まるで狩りの獲物みたいじゃないですか。
人として、一人の事業者として、すごく不快でした。
丁重にお断りしました
営業されること自体は別に嫌じゃないんです。
自分に必要があれば、きっと出演してたと思います。
でも、こういう小さな違和感が引っかかって。
丁重にお断りしました。即決で。笑
その後、その方の動画はめちゃくちゃバズってましたね。
有名なセラピストさんやエステティシャンの方々も出演されてて
「あー、みんな出てるんだな」って思いながら見てました。
すごく集客できた、って声も聞きました。
言葉の選び方で伝わる「人間性」
でも、やっぱり思うんです。
お前が「ターゲット」って言われて喜ぶ人、いないでしょ?
どんなにビジネスライクな関係でも、相手は人間です。
血の通った、感情のある、一人の人間なんです。
言葉の選びをたまたま間違えてしまうことは誰にでもあるから
揚げ足とりたいわけじゃない。
でも、終始上から目線を感じたし・・・言葉一つで
その人の人間性って透けて見えちゃうものだなって、改めて感じました。
SUHADAが大切にしていること
この出来事があってから、改めて思ったことがあります。
SUHADAのスクールでは、技術はもちろん大切ですが
それ以上に「人としての在り方」を大切にしたいということ。
反面教師になる部分もあって。
一人ひとりが大切な存在です。
とくにお客様の肌や身体に直接触れる私たちの仕事は
お客様へのリスペクトがないといけないと感じています。
悩みを抱えて、信頼してサロンに
足を運んでくださる、かけがえのない方々です。
私たちは、その方の悩みを解決したり、
役に立つためのサービスを提供しています。
そして、スクールに通ってくださる生徒さんも同じ。
「集客のため」「売上のため」の数字じゃなくて、
一人ひとりの夢や想いを大切にしたい。
エステティシャンに求められる「心」
エステティシャンは技術職です。
でも、それだけじゃダメだと思うんです。
お客様の肌に触れる前に、まず心に触れる。
お客様の不安や悩みに寄り添う。
一人の人間として、相手を尊重する。
そういう「心」があって初めて、
技術が活きるんじゃないでしょうか。
どんなに上手なマッサージをしても、
どんなに高級な化粧品を使っても、施術する人の心が
「お客様をターゲットとしか見ていない」
なら、きっとお客様にも伝わってしまう。
人を大切にするエステティシャンを育てたい
SUHADAのスクールでは、そういう
「人を大切にする心」を持った
エステティシャンを育てたいと思っています。
技術的なスキルアップはもちろんですが、
人としての成長も大切にする。
お客様一人ひとりを「かけがえのない存在」
として接することができる
そんなエステティシャンを目指してほしいんです。
あの動画クリエイターとのやり取りは、正直不快でした。
でも、おかげで改めて自分たちの大切にしたい価値観を確認できました。
もしあなたが、人の心に寄り添える
エステティシャンを目指したいなら。
お客様を「ターゲット」ではなく
「大切な人」として接したいなら。
SUHADAで、一緒に学んでみませんか?