SNSで質問する前に知っておきたい!相手に気持ちよく答えてもらうマナー

5年ほど書いたコラムで、いいまだに「いいね」がつくものがあります。それは「質問の仕方」書いたもの。私自身、コラムを書いた頃から少し時間もたち変化した部分もあるので改めて同じテーマを書こうと思います。
エステ講師も長くなり「いつか開業したい!」「美容を仕事にしたいんです」など相談や質問をいただくことも増えてきました。そんな質問を受ける中で思うことを書いていきます。
夢をもった方からのコンタクトは嬉しい!
私自身がそうでしたが「経験している人に聞く」「憧れの人に聞く」「自分にとっての夢を実現してる人に聞く」って勇気がいりますよね。直接会ったことがない人なら、特に。そんなハードルを乗り越えてメッセージや質問をいただくのは、素直に嬉しいです。
そういった方からの質問やメッセージはモチベーションが上がったり、私自身の学びやヒントになったりします。だから大歓迎です。
私自身が、開業を夢に描いて、でも夢のまた夢だった若い頃、SNSを通じて、知り合いを通じて、そういった人生の先輩方に勇気を出してコンタクトを取ったりしました。だからこそ、そういう「一歩」を踏み出す人を応援したい気持ちがあります。
私の思う質問の仕方とマナー
関係性やメッセージの内容にもよりますが、会ったことない人にメッセージを送るならぜひやってほしいことがあります。それはまず、挨拶とあなたが誰なのかの説明です。
SNSは人を身近に感じられる便利で親しみのわくツールですが、見られてる側は見てる人がどこの誰なのかさぱりわからないことも多いです。リアルであったことがある人でも「アイコン画像がにゃんこ」「アカウント名が本名と全然違う」と「誰?」ってなることもあります。
だから、まずは教えてください。あなたが誰なのか、そういう経緯でメッセージをくれたのか。問い合わせ方法や内容によっては、名前は別に本名じゃなくてアカウント名とか偽名でもいいんです。
例えばいきなり・・・
ってメッセージが来ても「え、どこの誰?」「開業って、エステかな?」ってわからないんです。だから、例えば・・・
みたいな感じだと、だいぶ相手の状況がわかりますし資格についてのアドバイスや返答もしやすくなります。
質問に関連する発信を読んでからだと嬉しい
私が発信しているSNSや、ブログ、記事などをしっかりと読んでいただいた上で質問してもらうのは、とても嬉しいです。ですが、明らかにブログもnoteもインスタを見ていないのに、とりあえず質問してくるのはちょっと残念だと感じます。そういうのって、質問の質で伝わります。
例えば、あなたがエステの資格について聞きたかったとして、「資格ってあったほうがいんですか?」と聞かれるよりも・・・「永松さんのブログを読んで○○とありましたが、私は海外スパで働きたくてその場合は××の資格あったほうがいいですか?」というような聞き方の方が好感も持てるし、答えやすいです。
全部は無理でも、私の発信していることをちょっとだけでも読んだ上で質問してくれると嬉しいです。
質問するならわかりやすく
「質問の意味がわからない」ことは結構良くあります。例えば・・・
前者の質問だとなんのプチプラ?ってなりますよね。なるべく具体的に質問をいただけると答えやすいです。
あとは、質問や相談があまりに多かったり、長文だったり、深刻だったりする場合は何かしらのサービスを使ってほしいな、と思うのが本音です。とくに、プロとして活動してる人や、これからプロになろうと思ってる人は、きちんとサービスを受けてほしい。だって、相談サービス、作ってますから!笑
これを読んでる人は、大丈夫!
以前SNSなどで、あまりにも名乗りもせずに、いきなり失礼な質問をしてくる人が多い時期がありました。たとえば「年収いくらですか」とか、「旦那さんのおかげでサロンできていいですね!」とか。質問っていうかもうアンチに近いのかな。(ちなみに私は、旦那と出会う前からサロンしてます)
そういうことが続いた時に、正直気持ちがすごく疲れてしまって。本当に届けたい人、自分が役に立ちたいって思う人じゃない人からのリアクションに疲れてしまって、どこかで「人と関わるの疲れた、嫌だ、傷つきたくない」って気持ちに囚われてる部分がありました。
でも、本当に私が伝えたい人ってきっと「こんな質問しても失礼じゃないかな」とか、「質問して答えてくれなかったらショックだな」「まだサービスを受けたわけじゃないから図々しいかな」とか。聞きたい、知りたい、一歩を踏み出したい。でも躊躇してしまう。そんな人なのかもしれません。そういう気持ちって痛いほどわかるし、私も最初そうだったから・・・。
だから、このコラムを読んでる人はきっと質問やメッセージをする前にこうやって調べたり、相手を考えて悩んだりできる人ってきっと相手への想いやりや、想像力がある人だから。そんなあなたの人柄はきっと相手に伝わるはず。悪意ある失礼やマナー違反と、不器用さや経験不足は違うから。不器用でも、経験不足でも、そんなの最初はみんなそうだから。あまり気にせずに、一歩、踏み出してみるのも大事だと思います。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。