「可愛いから」とイジメられた私が、美しさの定義を変えた話。

その始まりは、ほんの幼い頃に遡ります。
幼稚園の頃、私はよく髪にリボンをつけていました。ある日、クラスの女の子に「可愛いからムカつく」と、そのリボンを力ずくで取られたり、遊具から突き落とされたり、トイレに閉じ込められたりするように。
幼い私にとって、それは突然の出来事で、なぜそんなことをされるのか、全く理解できませんでした。なんでそんなことするの?と聞いた私に、彼女は「可愛いから」と答えたのを、鮮明に覚えています。
そして、思春期を迎える頃、その呪いはさらに強くなりました。体型はふくよかになり、顔中にはニキビが絶え間なく現れました。幼稚園の頃の「可愛い」は影を潜め、「顔面キモい」「太りすぎて誰かわかんないよねw」と、今度は嘲笑の対象になったのです。
容姿を理由に、またしても人から攻撃される。その時、私は「やっぱり、私の見た目が悪いんだ」と確信しました。
でも、大人になってから、ふと気づいたんです。それは、全くの見当違いだった、と。
それは、車を運転していて、何の落ち度もないのに煽り運転をされたり、突然ぶつかってくる車に遭遇するようなもの。決して、あなたの運転技術が悪いわけではない。たまたまそこにいたから、標的にされただけなのです。
もし、昔の小さな頃の自分に会えるなら、ぎゅっと抱きしめて伝えたい。「あなたの容姿は、何も悪くないよ。あなたが、人と違うから悪いなんて、絶対に思わないで。いじめる人は、ただいじめたいだけなんだよ」と。
「あなたは世界に一人しかいない、大事な人なんだよ」って、教えてあげたい。
この経験は、私にとって大きな転機となりました。美しさとは、他人に評価されるものではない。誰かのために着飾ることでもない。もちろん、他人からの評価がモチベーションになるのも素敵だけど・・・
誰かからの評価や、向けられる言葉で、あなた自身やあなたの美しさ、その価値が揺らぐものではありません。美しさとは、自分自身を慈しみ、愛することから始まるのだと気づいたのです。
人は多かれ少なかれ、容姿で悩んだり、嫌な経験をしてると思います。そして、見た目の悩みと心の問題は少なからず繋がっています。美容とは何か、いろんな答えがあると思います。
報われない努力に疲れた人、お客様に嘘をつくことなく本物の価値を提供したい人、才能のせいにせず自分の力で人生を切り拓きたいと願う人を、私は全力でサポートします。
私と一緒に、あなたの過去の経験を「誰かの役に立てる力」に変えていきませんか?
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。