煽る美容ではなく読者に「決めてもらう」本。あなたの魅力を育てる、本を作りたい

美容って焦ったり、急かされたり、煽られてやるものではなく・・・
「誰かに言われたからやるもの」「誰かと比べるためにやるもの」ではなく・・・
自分の心と深く対話する時間であり、心地よい時間であってほしい。
もちろん、日々に追われる中で、パパッと済ませてしまうことも多々あるけれど。でもそれも含めて、私は、エステティシャンとして美容家として、スキンケアは「肌と心を振り返る時間」であってほしいと願っています。
仕方のない事情で紆余曲折あり、担当の編集者さんが変わることになり、正直なところ、不安もありました。前任の方がとても話しやすく、良い方だったし、そもそも私の企画に価値を感じて、本づくりが決まった経緯があったから。もしかして企画自体がなくなることもあるかもと覚悟してました。
でも、新しく担当してくださった方も、とても聡明で、そして何よりも私を著者としても、この企画そのものも、すごく大切に思ってくださっていることが、言葉の端々から強く伝わってきました。
初めましてなのに、もう私の企画の概要もしっかり把握してくださってて。特に心に響いたのは、美容本というジャンルについての、彼女の洞察は鋭いし、でも、すごく共感できるものでした。
刺激的な情報が注目を集めるのは、今の時代で人に見つけてもらうために、必要なことでもあります。これは、私自身も今までの本づくりや、日々のSNS発信の中で痛感している現実です。
そういう表現が悪いわけでもない。でも、煽られるような表現に居心地の悪さや、気まずさを感じる人も少なくなくて。
しかし、彼女はこう言ってくれました。
一瞬で目を引いて短期間で消費される本ではなく、本棚に長く残る本が作れたらいいなと思います。
—こうした焦りや義務感から行う美容は、結局のところ自分を追い詰めます。
そういう美容じゃなくて・・・自分の魅力に気がつき、そして、それぞれの「心地よい」と思える状態で、その魅力を育んでいけるための道筋を伝えたい。
美容とは、今の自分を「矯正」したり、「他人の基準に合わせる」ためにあるのではなく、自分自身の心と体に対して、「お疲れ様」「今日も頑張ったね」「キレイだね」って大事にいたわり、育てる、そんな行為であってほしいから。
私の言語化力や、文章力や、表現力はまだまだ課題だらけだけど、編集者さんや出版社さん、関わる人たちの協力をいただきながら、良い本を作っていけたらと思っています。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。