先日、ふと思い立って坐禅に行ってきました。
毎日、忙しい日々を過ごしてると気がつけば頭の中も身体も忙しく休めていない感覚になることはありませんか?
身体を休めても、頭の中が忙しい、身体と頭の不一致感。そんなときは、決まって姿勢も崩れて呼吸も浅くなってることが多いです。そんなとき、私はエステやマッサージに行くことが多いんですが、今回はちょっと足を伸ばして北鎌倉へ。坐禅に。笑
そこで改めて確信したことがあります。 「呼吸は、心と身体をつなぐ架け橋である」ということです。
1. 脳は嘘をつくけれど、身体は嘘をつけない
私たちは、頭(思考)では、自分の心を無視したりいくらでも自分を誤魔化せます。 「まだ大丈夫、頑張れる」「これは私がやらなきゃいけないこと」「まだそんなに疲れてないし」・・・。
でも、そんなとき、身体は正直です。 ふと気づくと、肩が上がり、奥歯を噛み締め、呼吸が浅く、短くなっている。お客様にもそんな状態の方はとても多いです。
坐禅の静寂の中で自分の呼吸に意識を向けると、いかに普段、自分が「外側の世界」に気を取られて、内側のリズムを置き去りにしていたかに気づかされます。
呼吸が浅いとき、自律神経は交感神経(戦うモード)に振り切れています。その状態でどれだけ「リラックスしよう」と頭で考えても、身体は緊張を解いてくれません。
2. セラピストの呼吸が、お客様の肌に伝わる
これ、エステティシャンの仕事にも全く同じことが言えるんです。
技術者が「早く仕上げなきゃ」「上手くやらなきゃ」と焦っていると、呼吸が浅くなります。すると、不思議なことにその「焦り」はお客様の肌を通じて、ダイレクトに伝わってしまうのです。
お客様に本当の意味で解放(リラックス)していただくには、まず私たちが深く、静かな呼吸で整っていること。
セラピストの呼吸が深まると、お客様の呼吸も同調し、深まっていく。 そのとき初めて、筋肉がゆるみ、血流が良くなり、トリートメントの効果は最大化されます。まさに、呼吸が「私とお客様」の架け橋にもなっているのです。
3. 「吐く」から始まる、新しいエネルギー
坐禅で教わる呼吸の基本は、「まず、吐ききること」。
私たちは何かを得よう(吸おう)と必死になりますが、古い空気を出し切らない限り、新しい酸素は入ってきません。
人生も同じかもしれません。 「今の会社に居続けなきゃ」「もっと知識を詰め込まなきゃ」と握りしめているものを、一度ふーっと吐き出すように手放してみる。
「頑張る」教を一度卒業して、深く息を吐いたとき。 その余白(スペース)に、本当にやりたかったことや、新しい自分としての生き方が、自然と流れ込んでくるのだと思います。
最後に:あなたも、一度「一息」つきませんか?
40代は、どうしても背負うものが多い時期です。 でも、だからこそ、意識的に「呼吸という橋」を渡って、自分の内側に戻る時間が必要です。
「なんだか最近、息苦しいな」 「自分の人生、このままでいいのかな」
そんな風に感じているなら、それはあなたの身体が「一度、深く吐き出して」とサインを送っているのかもしれません。
SUHADAの個別相談会では、技術の話だけでなく、そんなあなたの「これから」の呼吸が少しでも楽になるような、キャリアの設計図を一緒に考えていきたいと思っています。