お客様の言葉を否定しない
この記事は、表情筋ケアについてのコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
私が接客で心がけていること。
それはお客様の言葉を否定しない
ということ。
私たちは日々いろんなことを
感じて生きていますよね。
私は
・起こったこと(事実)
・正しいこと、正論
よりも
「お客様が何を感じたか、どう思ってるか」
の方が大事だなと思っています。
それは自分自身が・・・
人に自分の感じたことや、思ってることを
否定されたくないからかもしれません。
せっかく癒されようとサロンに行って
ど正論や説教なんて聞きたくない時もある。
もちろん綺麗になるための
アドバイスを求めてる時もあるけど
求めてないアドバイスや
信頼関係ができる前に色々言われたら
受け入れられなかったりする。
「ダメよ、アナタそんなんじゃ」って
今の自分を否定されるのは
自分でもダメだと自覚してることでも
しんどい気持ちになるから・・・。
例えば・・・
正論ではお酒はお肌にも美容に良くない。
でも、辞められないって思ってると
お酒は「百薬の長」って言葉もあるし
少量なら血行を良くするし
緊張がほぐれてストレス軽減につながる
ストレスのほうが美容に悪いし!
っていい部分をみつけたりする。
で、少量と言いつつ、めっちゃ
たくさんお酒飲んでたりする(笑)
そんなお客様にど正論をかまして
「美容に良くないですよ!」
「お酒控えましょう!」
なんて、私は言いたくない。
だって、美容とお酒の優先度やバランス感は
その人の中にあるものなんだから。
物事には段階や順序があって
人が幸せになっていったり
何か新しいものや考えを
受け入れていくためには
ましてや習慣を変えたり
行動を変えていくには
正論や常識、正しいことよりも
大事にしたいことがあるから。
お客様がお酒、辞めたいのに辞めれない
減らしたいとは思えたらそれは
やめるため、減らすための
そのサポートはもちろんします。
でも、その想いが出る前は
お酒のデメリットを最小にする
お酒飲んでる分はしっかり美容面サポートする。
ということを、私はやっていきたい。
スパルタなエステが好きな人
ドSなカウンセリングや
エステが好きな人には
SUHADAのエステは
ハマらないかもしれません。
美容によくないって
わかってたって
夜中にポテチ一袋食べちゃったり
メイクしたまま寝ちゃったり
洗顔後何も塗らずにいたり
日焼け止め塗らずに外に出たり・・・
美容の人からしたら
「あり得ない!」
「絶対ダメよ?!」
ってことであっても
私は否定したくない。
否定すれば、お客様は心のシャッターを
がしゃんって締めてしまうかもしれない。
そうしたら、その先、そのお客様の心と
「綺麗への扉」はもうここでは
開かないかもしれないから・・・。
接客に正解はないし
綺麗になる目標に最短でいくには
ダメ出しして・・・
従順に言うことを聞いいて
もらった方がいいかもしれない。
でも無理は続かないから・・・
続かないなら、また元の状態に戻るから。
目標があったとしても
そこまでの道のりも
「楽しく、気持ちよく、心地よく」
行って欲しいから。
だから私は・・・
否定しない接客スタイルで
いきたいと思っています。
執筆者
永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。