「自信がない」セラピストが知らないたった1つのこと

この記事は、永松の思ってることコラムです。下北沢で肌質改善・小顔リフトアップを叶えたい方へ世田谷区・下北沢のフェイシャルエステサロンSUHADAでは、シワたるみやリフトアップ特化した人気施術を提供中。
エステ講師の仕事をしている中で
生徒さんや受講生さんからよく聞く言葉があります。
それは・・・
という言葉。
なんで自信がないんだろう?
- お客様に逆指名された?
- 経験年数が足りないから?
- 元々自信がない性格だから?
どれももっともなようで、本質ではないんです。
自信がないと言う人はいろんな方がいます。
例えば・・・
エステスクールに通ってくださっていてまだ初心者さんで
「そうだよね、まだ経験ないから自信ないよね」って人もいれば・・・
エステやリラクゼーションサロン勤務歴や経営歴が10年以上でも
「自信がないんです」という方もいます。
エステ講師になりたての頃は不思議でした。
と。
性格だと言ってしまえばそれもあるかもしれません。
でも、私も元々は自分に自信がないタイプです。
いや、本音を言えば今でも自信がないことはたくさんあります。
でも、エステに関しては自分の中で積み重ねてきたものがあるから
自信満々ではないけれど、「育ってきたもの」はある。
「自信がない」という生徒さんや施術者と接するうちに
だんだん、こんなことがわかってきました。
それは、自信が育たない人は
「基準をもっていない」ってこと。
私は、エステティシャンやセラピストが
自信を育てるためには一連のプロセスがあると思っています。
それは、理論があったうえで技術があること。
そして、考察と、実践、振り返り。
これをちゃんと繰り返していることです。
ただ行き当たりばったりで
エステやマッサージの技術を提供していても
提供数が増えるだけで自信は育たないし
「経験という引き出し」も増えていきません。
ただ施術数が増えているだけ。
理論だったり判断基準を持った上で
考察、実践、振り返りをしていれば
経験とともに引き出しは増えるし、
自信も自然に身についていきます。
そもそも基準を持ってないから、自信が育たない。
そして自信が育たないのは、その人の能力や才能や
性格の問題ではありません。
エステティシャン、セラピストになりたての早い段階で
「基準」になる理論や考えを学ぶ機会があったかどうか?
考察、実践、振り返りをするような環境にいたかどうか?
これだけです。本人は悪くない。
自信がないっていう人は
ものすごく伸び代がある人って思っています。
初心者さん、未経験者さんならまず基準を学べばいいし
経験者さんなら、基準を知らず知らずにすでに
持ってる場合も多いからそれを使っていけばいい。
自信がないって思ってる技術者向けに
講座か何かのサービスを作ろうかと思っています。
まだ形になってませんが、気になる人は待っててください。
伸び代だらけで、素敵なものを持ってるのに
「自信がない」ことで活かしきれていないのは
自分自身もだけど、あなたのお客様も・・・
きっとちょっぴり、損してるはずだから。
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。