「絶対無理」と夢を笑われた日。負けず嫌いな私が気づいた本当に大切なこと

「絶対に、今に見てろよ!!!」
あなたは、心の底からそう叫びたくなるほど悔しい思いをしたことがありますか?
私はあります。すごく負けず嫌いなので。
リアルにお知り合いの方は
ご存知の方も多いかとお思いますが
私はすごく負けず嫌いです。
どのくらい負けず嫌いかっていうと・・・
子供のころはオセロ勝つまで
怒りながら大人に何十戦も挑んだり
(わざと負けられるとわかるんですよねー。)
遊びの卓球に負けたのが悔しくて
毎日公民館の開始から終わりまで毎日練習に通ったり
野球部時代、壁当てで後輩に負けたのが
悔しくて10時間ぶっ続けて練習したり・・・
(おかげで壁当てだけは上手いです笑)
大人になってからは「負けず嫌い」も落ち着いたし
普段は「穏やかに生きたい」と思ってます。
でも、一旦スイッチ入ってしまうと
自分でも疲れるくらい負けず嫌い。
そんな私が、今から10年近く前。
まだ、本も出してないし、講師もやってなくて
サロン運営がやっと軌道に乗るかどうかの頃。
仕事関係で知り合った女性に
「夢はあるの?」と聞かれたので・・・
と答えました。
当時はまだ、全部、夢のまた夢で
叶うかどうかもわからなくて恥ずかしかったけど
夢を聞かれたからそう答えました。
すると・・・
まだ自信も実績もなかったけれど、勇気を出して夢を語った。
そしたらそれを目の前でフッと鼻で笑われて・・・
顔から火が出るほど恥ずかしくて、同時に腹の底から悔しさがこみ上げてきました。
その女性は、自分から夢を聞いてきたのに私の夢を鼻で笑って全否定。
早い話が、その女性はビジネスをやっていてそこそこ稼いでいる人で。
「どうせそんなの無理だから私のビジネスを一緒にやってほしい」
みたいなことだったんですが・・・
夢を笑われたこと。
そして心のどこかで
「笑われても仕方ない自分の現状がある」と
自分で思えてしまったこと。
それが、本当に悔しくて。
人の夢を笑うような人が、今自分よりも
社会的に成功してるって事実が悔しくて。
こんな人に、私は負けたくない。
私の負けず嫌いスイッチが入りました。
当時の私は、そう思いました。
悔しいという感情はバネになるし
怒りの感情は瞬間的に強いエネルギーになる。
そのことがあった翌月から
美容ライターの一歩を踏み出したり
サロンの売上上げたりがんばったけれど
でも、意外とそういう「負」の
感情からくる行動って持続しない。
瞬発的なエネルギーは大きいけど
「怒り」「悔しい」の気持ちだけでは頑張れない。
今、数年たってその人の稼ぎは分かりませんが
私は当時の「絶対無理」な
夢だった講師も本の出版も叶えてて。
でも、わざわざ自分の貴重な時間を使って
その人に報告しにいく気は起きないし(笑)
もう当時の悔しさも怒りも、こうして
コラムのネタに書くために思い出そうと
思わなければ、思い出すこともなく忘れている。
自分の大事な人に囲まれて生きたい、
お客様や生徒さん、自分が貢献したいって思える人の
ことを考えることに時間もエネルギーも使いたい。
SNSのコメントやDMで心無いことを言われたとか
誰かに批判的なことを言われたとか
それで悲しい、悔しい、怒り!といった感情に
なることも、時にはあるかもしれないけれど。
結局のところ、プライベートでの人間関係もビジネスも
「好き」とか「楽しい」とか「この人の役に立ちたい」とか・・・
そういうプラスの感情や愛情しか、続かない。
もし今あなたの夢や目標を笑う人がいても大丈夫。
それを言った人が、難しいって思ってるだけだから。
悔しさや怒りをバネに頑張るのも、ひとつの方法。
でも、一度気持ちがクールダウンするのを待ってみて。
「誰を幸せにしたい?」
「誰のために自分の時間やエネルギーを使いたい?」
に目を向けてみてください。
きっと、怒りのエネルギーを燃やしてがんばるよりも
大きくて心地よくて、自分も人も幸せになってく
そんな未来があるはずだから。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。