肌のコンプレックスは、誰かを救う力になる。人生を変えるエステティシャンという仕事。

母として、妻として、ときに娘として。そして、仕事中の自分。女性は一人で何役もこなし、本当にたくさんの役割を担っている人が多いですよね。二刀流どころか、大谷もびっくりの三刀流、四刀流。朝から晩まで走り続けているあなた・・・本当に毎日お疲れ様です。
そして、いつも誰かのために頑張ってるあなた。
そんな日々の中で、ふと立ち止まる瞬間はありませんか?
だけど・・・
特に、人を優先して自分を後回しにしてきた人ほど、そうした不安に囚われやすいものです。そして、それはきっと、あなたの優しさや真面目さからくるものなのだと、私は知っています。
隠したかったのは、肌じゃなかった
私自身は、幼少期から思春期、そして大人になってからとずっと肌のコンプレックスに悩まされてきました。アトピーやニキビや赤みをどうにか隠そうと必死で、鏡を見るたびに自分を否定していました。
そう思えば思うほど、自分に自信が持てなくなりました。
そんな私がエステティシャンになったのは、肌の知識を学ぶことで、このコンプレックスを克服したかったからです。そして、この仕事を通して、私と同じように悩みを抱える多くの女性と出会いました。
ある方は、愛する家族に肌のことを言われた一言で、深く傷ついたと語ってくれました。 ある方は、自分を後回しにした結果、鏡を見るのが辛くなったと打ち明けてくれました。
皆さんの話を聞くたびに、私は気づかされました。
かつての私自身もそうでした。こんな汚い肌じゃ、自分は一生彼氏はできないとか。こんな肌じゃオシャレしてもメイクしても無駄だとか。こんな自分じゃ、バイトの面接落ちたのだって、きっと顔や肌のせいだ、とか。
コンプレックスから、自分の人生を生きれない。毎日楽しくないし、楽しもうって気力さえない。将来の希望や生きる力まで奪われていく。
私は知ってます、自分の人生を生きてる人は肌や見た目がどうであっても美しいってこと。
あなたの悩みが、誰かを救う力になる
自分の肌をキレイにしたくて、そして、同じように悩む人の役に立ちたくてエステの仕事に転職して、サロン開業、そしてお客様の役に立ちたいと願うエステティシャンの育成をするエステ講師の仕事をして、今に至ります。
この仕事を通して学んだことがあります。それは・・
ということです。
そして、肌での悩みや自分が悩んで苦しんだ経験は、必ずお客様の心を理解したり、エステや美容の仕事をする上でプラスの経験になります。
美容の本質は、きっとここにあるのだと思います。
自分の見た目で悩んだり、コンプレックスを抱える人や、それに向けて美容をがんばる人は向上心があったり、努力家だったりします。でも、それゆえ、思い詰めてたり苦しんでしまう不器用な人が多いです。
でも、あなたのそんな不器用さこそ、エステティシャンとして最大の才能です。
器用な人にはできない、真っ直ぐな誠実さでお客様に寄り添える。真剣に悩んで、苦しんだから人の痛みがわかる。 頑張りすぎるほど、人の役に立ちたいという気持ちが強い。私たちが大切にしているのは、そういう純粋な想いです。技術や知識は、後からいくらでも身につけられます。
かつて肌に悩みを抱えていたあなたの経験は、お客様の心に寄り添える、かけがえのない強みになります。「私がそうだったから、大丈夫だよ」と、心から言ってあげられるのです。
挑戦することに不安はつきものですが、その一歩を踏み出した先には、想像もしなかった景色が待ってるかもしれません。人の肌を綺麗にすることは、その人の心を明るく照らすことです。そしてその輝きは、きっとあなた自身を照らしてくれます。あなたの「わたしもそうだった」という経験が、誰かの「私も頑張ってみよう」という一歩に繋がるように。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。