HSPでも、口下手でも大丈夫。目の前の人だけを大切にしたら、道が開けた話。

エステ講師の仕事をしてると驚かれるのですが、私はもともと極度の人見知りで、繊細な性格(HSP傾向)を持っています。大人数が集まる場所は苦手で、誰かの不機嫌な空気や怒りの気配を感じると、それが自分に向けられたものではなくても、胸が締め付けられるように苦しくなります。
結果、人脈なんてできるはずもなく、時には学歴や若さをバカにされたり、断りずら?いゴリゴリの営業をされたり、正直いい思い出はありません。そうそうに人脈づくりは諦めて、「人脈なくても自力で頑張ろう」と決意しました。
「起業」と聞くと、華やかで、人との繋がれるコミュニケーション力が大事で、堂々と自分をアピールできる人でないと成功できない――そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。私自身もそう思っていましたし、もちろん職種によっては必要な力かもしれません。
でも、大事なのはそう言った力だけではなく、本質は違うように思うのです。
本当に大切なのは、出会った人、お客様、自分が心から貢献したいと思える一人ひとりと、誠実に向き合い、その人との関係性を深く育んでいくことです。
「相手の役に立ちたい」と思える人に自分自身がならないと、何百人と名刺交換したところで、本当の繋がりはできないのです。
メリットを得ようと人と繋がる人には、同じ人しか寄ってきません。誰かから得をもらおうと人と繋がるんじゃなくて、自分が貢献したい、役に立ちたいと思える人を大事にしていく。
少なくとも私は、エステやリラクゼーションのお仕事はそうやって目の前の人と接することが大事なのかと思っています。
↓特典付き!美容講座が気になる、という方はまずは↓
↓未経験からプロになる!フェイシャルエステを学ぶ↓
↓経験者向けの単発レッスン・講座↓
執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。