「もう二度とエステなんてしない」憧れの先輩を潰した"ブラックな真実"と私のパニック障害

私がエステスクールSUHADA ACADEMYを主宰する理由。それは、実は華々しい成功を夢をみたから、ではなくて・・・胸の奥に今も残る深く苦い「後悔」から始まりました。
それは、20代の頃に、正社員として大手サロンで働いていた頃の記憶です。
優しすぎた先輩が辞めていった日
私の職場には、お客様想いの、本当に優しい先輩がいました。誰よりもお客様と真剣に向き合い、感謝されることに心から喜びを感じている、私の憧れのような存在でした。
そしてある日、先輩は・・・
と言い残して、静かに辞めていきました。そしてその先輩を、まるで裏切りものかのように悪くいう他の社員たち・・・。
その光景は、私の心に深く突き刺さりました。あれほどお客様を愛し、エステの仕事に愛情を注いでいた人が、(少なくとも私にはそう見えました)その環境によって潰されてしまう。その不条理に対して、何もできない自分が悔しくてなりませんでした。
「好き」と「限界」の板挟みで、私も体が悲鳴を上げた
私もまた、その会社時代、心身ともに限界を迎えていきました。
朝、電車に乗ると具合が悪くなるようになり、病院ではパニック障害の可能性を告げられました。数年ぶりにアトピーの症状が出て、体は常に重だるく、疲れていました。休みの日は昼過ぎまでぐったりと寝てる生活。
このままでは、大好きな仕事どころか、人間らしい生活すら送れない。私は、会社を辞める決断をしました。
「お客様の笑顔」と「心身の限界」。この板挟みの中で、私は痛感したのです。
あの先輩の姿と、大好きな仕事を続けられなかった自分の経験こそが、私のスクール事業の原点にあります。
二度と「悲しい循環」を生み出したくないから
私がSUHADA ACADEMYで伝えたいのは、単なる技術ではありません。
それは、「あの先輩や、過去の私のような人を、二度と生み出したくない」という、後悔と決意です。
お客様も施術者も、両方が心から幸せになる「健全な循環」を築く働き方。これを実現するのが、私がスクールで叶えたことです。
健全な働き方を支える「論理」と「知識」
でも、そんな「健全な働き方は」は、精神論や根性論だけでは実現できません。
なぜなら、お客様がリピートしてくれなければ、売上が立たなければ、経営者は経営できず、スタッフは食べていけません。もちろん施術者は生活が成り立たず、健全な幸せは築けないからです。
かといって、もちろん中途半端なサービスではお客様は来てくれません。
だからこそ、私のスクールでは「机上の空論」ではなく、「健全な循環」を目指して以下のエステティックに必要な土台を教えます。
お客様が満足し、リピートが生まれること。それが、施術者の生活と精神を安定させ、心からの笑顔で施術に臨める、最高の循環となるのです。
私は、自身の経験という「遠回り」を通して、この真実を学びました。あなたの情熱が、報われる道があることを、私のすべてを使って証明し続けます。
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執筆者

永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」「キレイかどうかは自分で決める」「表情筋ほぐし」がある。