月に1回エステに行くべき理由
エステってどのくらいの頻度でいけばいいの?
よく聞かれる質問です。
今回は「フェイシャルエステ」に的を絞って
エステにどんな効果があるのかや
頻度についてお伝えできればと思います。
エステの効果について
頻度の前にまず
フェイシャルエステの
効果について解説させてください。
フェイシャルエステには
以下のような変化を
期待することができます。
シミ、シワが軽減、薄くなる、赤みやニキビが減る、ニキビあとの軽減、たるみが軽減し引きあがる、小顔効果や左右差の軽減が見込める、ハリ弾力が増して肌プルプルになる、クマやくすみが抜けて透明感が出る、毛穴の汚れやざらつきが取れつるつるになる、毛穴の黒ずみが軽減、毛穴たるみがきゅっと引き締まる、乾燥が緩和されうるおいのあるお肌になる、お顔のコリが軽減、表情が豊かになる、首や肩、頭皮のコリが楽になる、肌あれしにくくなる、ストレスの軽減・・・など
もちろんどんなエステを
どのくらいの頻度で
どのくらいの期間受けるか?
また自宅でのケアや日常生活の
過ごし方でも変わってきます。
また、エステの効果には主に
二つの変化があります。
即時型効果:いわゆる即効性のこと。(エステ直後の肌の変化)毛穴詰まりが取れる、透明感が出る、うるおい、ハリが出る、赤みが軽減、など
継続型効果:継続することで得られる変化のこと肌の奥で元気な細胞を生み出せるようになり、自分でうるおい成分をつくれたり、いわゆる「健康な肌」を自分で作り出せる状態に近づいていくこと。
イメージ的には、即時型効果は
「熱出たから解熱剤を飲んで熱を下げる」
みたいな効果のこと。
継続型効果のほうは
風邪をひきにくい身体になるために
「体力ついて元気になった状態」
のような感じです。
肌荒れや肌トラブルしにくい状態
肌老化が進みにくい状態を
自前で整えてられてる状態を
つくっていく、それが実は
エステで一番やりたいことなんです。
エステはお肌のどこに影響するの?
そんなエステですが、そもそも
お肌にどんな影響を与えて変化が出るのか。
ここはめんどくさい人は
読みとばしてください。笑
まず、皮膚は3層から成り立ちます。
表皮、真皮、皮下組織。
表皮/表皮の最下層で細胞が生まれ、形を変えながら育ち、自前のうるおい成分や肌の「外側部分」をつくります。刺激から強い、乾燥しない、健康な肌をつくるのに大事な部分。
真皮/結合組織からなる、ハリ・弾力を司る肌の大部分をしめる層。年齢とともにシワやたるみが出てくるのはこの部分の衰えが原因。
皮下組織/神経や血管の通路になり、主に皮下脂肪。
普段のスキンケアで化粧品が浸透するのは
実は表皮の中の一番上の層
角質層の部分のみ。
私たちは自分のケアだと
基本ここしかアプローチができません。
もちろん一番表面の部分のコンディションは
かなり大事ではあるのですが
エイジングケアや毛穴ケアなどを考えると不十分ですよね。
エステでは機器を使ったケアや
化粧品もホームケア用よりも施術で
扱えるものの方がよりお肌の奥に
アプローチできるものがあります。
そのため、エステではホームケア
以上の結果が出るのです。
また、表情筋などお顔や首肩周りの
筋肉をマッサージしたり引き上げたりすることで
肌のさらに奥に筋肉に働きかけることも可能です。
とくに表情筋はひとそれぞれ
使い方に癖があり
「衰えてたるみがちな筋肉」
「使いすぎてシワになる筋肉」
がありますので
パーソナルな顔筋ケアをすることで
表情が豊かで、しなやか、若々しい
お顔でいることができます。
肌タイプ×悩み別のエステ頻度
そんなフェイシャルエステ
実際はどのくらいの頻度で
通うのがベストなの?
肌質や悩みによっても
おすすめのタイミングが違います。
敏感/ 月に1回程度(ホームケアがメインまたは軽めの鎮静エステなら月2回程度)
乾燥/月に2回(うるおいキープ力が低い方は最初頻繁に来店が望ましい)
毛穴詰まり・ニキビ/つまりの起こる頻度により(1週~3週間に1度程度)
色素沈着・シミ/ 月に2回、多くて4回程度
シワ・たるみ/ 月に1、2回
リラクゼーション/月に1回程度
「顔筋」へのアプローチでウェルエイジング
フェイスラインの形は20代でV字
30代からU字、それ以降少しづつ
スクエア型に変化していく。
年齢を重ねれば
お肌も、表情筋といった筋肉も
必ず衰え変化していきます。
若いときの肌トラブルは
起こる起こらないの
個人差が大きいですが
老化は必ず誰にでもやってきますが
その老化も・・・
ゆっくり老化していく人
急速に老化が進む人
魅力的に変化してく人
あまりそうではない人
がいます。
変化の仕方には個人差があります。
これは遺伝的な要素もありますが
それよりも
普段のスキンケア
日常生活の送り方
そして、表情筋の使い方が影響します。
とくに表情に関しては
遺伝よりも後天的な要素です。
いつも笑って過ごしてる人は
目尻に魅力的な笑いジワが増えるでしょう。
いつも不機嫌な顔をして
不平不満を述べていたら
眉間にシワが寄り
口角がへの字に下がり
顔の左右差が大きくなり
意地悪な顔に変なっていきます。
顔の使い方は使う言葉や
普段の感情で癖がでるからです。
もちろん、単純に目が悪いから眉間にシワがよるとか
話し方の癖とかで起こる現象も多々あります。
そういった癖をリセットして
一度フラットに戻すケアが
大人のお顔には必要です。
表情筋がかたくなったせいで
表情がとぼしくなったり
不機嫌に見えたり
疲れて見えたり・・・
周りにマイナスな印象を与えたり
損をしてしまったり
あなたの魅力が
伝わらないなんて勿体無い。
肌はもちろん
表情もケアをして
魅力的な年齢の重ね方をしていきましょう^^
エステに通うお客様からの感想
執筆者
永松麻美(ながまつあさみ):東京都世田谷区(下北沢)でエステサロン&スクールSUHADAを運営してるオーナーエステティシャン・エステ講師。サロンは12年目。初心者からエステサロン開業を目指すための技術・知識スクールを運営、卒業生の開業・経営サポートにも携わっている。美容家としてTV・ラジオ・雑誌の美容記事監修・執筆、化粧品や美容アイテムの監修メディア出演もしている。著書に「シワとりパーフェクトブック」「正しい知識がわかる 美肌事典」がある。